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日本建築の知恵「借景」のもたらす効果について

借景(借景とは)とは、日本庭園や中国庭園における造園技法のひとつで
庭園外部にある山や樹木などの自然物等を、庭園の背景として取り入れて一体化させたものです。

借景庭園は、建物から見て、4つのデザイン要素じゃら設計されています。
第一に、庭園は建物の敷地内にある必要があること。
第二に、借景として存在しているものがあること。
第三に、デザイナーは、自分が見せたい特徴を明らかにするために景色を編集すること。
第四に、借用した風景は庭の前景と関連し、それを反映していること。

店舗内装では、その店の雰囲気を演出する際に
「借景」は非常に有効なデザイン技法です。
京都の有名な天寧寺の「額縁門」は、比叡山の風景画のような眺望が広がっていますし
ほかにも、日本各地にはある窓からのぞき見える風景によって
室内空間を演出する寺院や美術館などが数多くあります。

単に、外の景色を見せるだけでなく
活きたままの風景を取り込むデザイン的技量が求められますが
限られた空間にも、深い奥行きをもたらすものとしてあります。

限りある時間のなかで自身の望んだ生活と空間で生きる喜びをご提供できるよう
Bow.coでは心掛けお客様への創造とデザイン、確かな技術をご提供させていただいております。

お客様との信頼関係を築き、初めてより良い物づくりが完成出来ると考えております。
是非ご自宅や店舗、建築のお悩みの時はご相談ください。
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